フィリピン留学 残り8日

昨日の夜は卒業生のスピーチ。

来週には自分も同じ状況になるのか、と思うと
今までとは少し違った気分になった。
スピーチは完成しているとはいえ、全く覚えていない状況なので、
これからしっかりと準備をしていきたい。

準備といえば、今日の朝の話だ。
初っ端の授業で、Persuasive(説得する)Speechをやることに。

先生の手紙とか、ハワイの情報を集めていてとかで、練習に時間を全く取れず。
結局ネットから文章を丸パクりして本番に望んだ。
担当の先生にはすぐにそれが見抜かれ、
「これが本当に良い文章だと思う?」と聞かれて、無言になる自分。

「政治家も自分でスクリプトを書いているわけじゃないから
 文章を必ずしも自分で考える必要があるとは思わない。
 でも彼らは一、二回事前に読むだけで、あれだけ民衆の心をつかむスピーチを出来る。
 なんでかといえば、どういうふうにプレゼンすれば伝わるか分かっているし、
 何よりスクリプト自体がその筋の専門家によって書かれているからだ。
 君もそれくらいちゃんとした文章を使わないと今回の授業の趣旨に合わないよ」

と言われ、そうだよねというしかない自分。
完全に言い訳をして、守りに入っていたことを実感。
そうは言っても、スピーチはしなくてはいけないわけで…。

結局スピーチ自体はそれほど悪い出来ではなかったのだけれど、
先生たちからは「具体例が殆ど無い」「これはInformativeであってもPersuasiveでは決して無いよね」と
手痛い指摘を受け、何も言い返せず、ひたすら頷くばかり。
元の文章に肉付けを自分するべきだったという後悔だけが残りスピーチは終了。
どんだけ流暢に喋れたとしても(自分が流暢にしゃべれるというわけでは決して無い)
コンテンツが浅ければスピーチの価値はだだ下がりだということを
身にしみて感じた。

最後の金曜日の授業(来週は祝日)がこんなかんじで終わっていいのか。
まあ考えても仕方がないから、明日の試験でベストを尽くすとしよう。
これでさらに点数が下がったらどうしよう…

それではまた明日。

追記:
 あまりにも残金が少なく、自分の卒業パーティで自分の料金すら払えず
 先生たちからカンパしてもらわなくてはいけなくなりそうだったので、
 1000円を両替した。
 昨今の円安のおかげで500ペソを切り、凄く損した気になったが、
 これで日本経済が盛り返すなら、と納得することにした。
 そんなこんなで、町はもうすっかりクリスマス気分です。