ハワイに着きました(中編)

いろいろあって、更新が遅れましたすみません。

さて前編で飛行機に乗り込むまで書いたのでそれ以降を更新。
というより、メインイベントはこちらから。

まず飛行機内での食事をご紹介。
夕食はチキンのソテー マヨネーズ的なソース添え。
調子に乗ってハワイアンビールを飲み物で選択。

飲み終わった頃には完全にほろ酔い気分である。

ビールのせいか眠気に襲われ、アイマスクを付け就寝。
4時間ほどの仮眠の間に、いつの間にか夜はあけ昼のフェイズに戻っていた。
夜明けを見逃したのは残念だったが仕方がない。

目が覚めてからは、遅ればせながら手紙を書いたり、映画を見たり。
10時間のフライトだからいろいろ捗ると思っていたが、そんなことは全くなかった。
そして軽食が到着1時間前にでた。
味気ないクロワッサンをバターでごまかし、凍る直前の冷たさのバナナを頬張る。
この時飲んだのはグアバジュース。安定の美味しさ。

01:50PM @ホノルル空港/ハワイ
そんなこんなでハワイに到着。

空港の綺麗さに先進国に来たことを感じ、勝手に気分が高まる。
そんな浮かれ気分で入国審査へ。
このあと何が起きるかも知らずに…

入国審査管はしかめっ面の黒人お姉さん。
最初っから質問がそっけない。
「目的は?」「なんでフィリピンから北の?」「なんで5ヶ月もいたの?」
「滞在先は?」「誰を訪ねてきたの?」「どうやって知り合ったの?」
立て続けに質問され、「帰国の便はとってある?」の質問で、眉毛が一気に釣り上がる。
「なんで2ヶ月も滞在すんの!?」
「え、それって問題あるの?」
「おかしいでしょ、長すぎるわ!こっちへ来なさい」
「ええええっぇぇぇえぇ……」
というわけで別室まで連れて行かれた。
こんな初体験はいらないなと思いながらも、
やはりねたになるな、と冷や汗かきながら半笑い。
幸い、別室で質問を再開した白人のお姉さんはめっちゃフランクで10分もせずに
入国審査を通過できたのだが、だったら最初から通してくれよと思わなくもなかった。

02:30PM @ハワイ空港/ハワイ
やっとの思いでハワイの地を踏む。

対した場所でもないのに写真をとってしまった自分の心境は想像も難くない。
これでホームステイ先へイケる!と思ったのもつかの間、次なる試練がやってくる。

手持ちのお金はすべて円。(ペソはほぼ全て使いきった)
なのでATMから国際キャッシュカードで限度額の500ドルを引き下ろす。
どうせ手数料が同じなら、とマックスまで数字を入れたのが、ケチのつけ始め。
(今回の教訓としては、499ドルにしておいたほうがよいということを学んだ)
くそ重い手荷物を抱えながら、お金を節約するために一番安い交通手段「バス」へ。

日差しがマニラよりも弱いためか、そこまでの不快感はなかったが、
ハワイでもバスはやっぱりこない。15分以上待ったと思う。
そしてやっとの思いで乗り込んで20ドル札で支払おうとした際に言われたのは、

「お釣りはないよ」

…マジかorz…

03:00PM @ハワイ空港/ハワイ
仕方がなく、小銭へと崩す旅へ。
ただ、成田や関空当たりを想像して歩きまわったので、その違いに大いに驚く。
店がまあない。本当にない。
マップで見て端と端にコーヒーショップ、軽食屋がある程度。
そして最寄りのコーヒーショップは10分前に店員が店じまいをしているのをみた。
まだ2時だぞ。速すぎるだろ…土曜日とはいえ…。
というわけで、もう一つの軽食屋を訪ねて、端から端へ。

…疲れたが到着。
軽食屋というよりデリといったほうがいいかも知れない。ホットドッグが定番商品のようだった。

もちろん何か注文しなくてはいけないのだが、最低料金が4ドルから。
フィリピンから来た身としては「お金を崩すために、2週間分の生活費を使う」ことに
とてつもなく抵抗感があるのだが、ここはもうフィリピンじゃないと、
奮発してチリドック4ドル70セントを購入。飲み物も聞かれたがもちろん断った。

美味しいは美味しいのだが、物価の高さに涙が出そうだった。

そんなこんなで小銭をゲットして、

03:50PM @ハワイ空港/ハワイ
いざバスへ。

期待しちゃいなかったけど、2ドル50セントの料金で3ドル出したら、
そのまま吸われた…50セントもとい20ペソを返してください…

後半へ続く。