若さに触れて

夕食前に新しいルームメイトと30分くらい話した。
個人的に面白かったのでそれをまとめておく。
完全に個人用の記録のため、その面白さを伝えられる自信は全く無いので、
適当に読み飛ばして欲しい。

・彼は大学を休学中
・昨日までのルームメイトと比べて社交的?すくなくとも人当たりは良いと思う
・最初の質問は「どうしたらオーラルスキルが上る」か
・聞く相手を間違っているのではと思ったけれど、自分の思ったこととして
 「日本語を英語に翻訳しない」「だから授業中に辞書は開かない」
 「アウトプットの量を重視する」「簡単な単語を使って話す」
 「自分の伝えたいことを話すのではなく、話がつながりやすいように話す」
 当たりを伝えた
・へ〜と納得してもらえた。が…
・残りの1ヶ月で何をしたいかを決めたほうがいいんじゃないかと提案してみた
・そうですね、頑張りますと言ってもらえた。が…
・なんで英語を勉強しているのかを聞かれたので、
 去年からの経緯と、今後ノープランであること、でも楽しんでることを伝えた
・それだけじゃあまりにも投げっぱなしだから、
 会社での話などをフックに話を膨らましてみたら、ちょっと盛り上がった
・「個人的にメモを取ることはすごく重要だよ」と例を交えて伝えたところ、
 「ああ、学校でもそれ言われました」と納得したようだった。が…
・前職について聞かれたので、
 自分の思ったことを素直に伝えたところ、興味は少しあるようだった
・就活についての所感について、自分の経験を交えて伝えた
・「そうですね、頑張ります」と答えが帰ってきたので、
 意地悪で、「頑張らなくていいよ、結果を出せばいいんだよ」と伝えたところ、
 「ああ、そうですね」と答えが帰ってきた。が…

何が言いたいかというと、彼がその場でメモを取ることは一度もなかったということ。
自分の言葉が、それほど刺さらなかったのかなぁ…と思う一方、
刺さっていたとしても、それで満足しちゃうのかな、とも思った。

自分はあまり、自分を信用していない、特に記憶に関しては。
忘れやすいタチだとわかっているから、できるだけ形に残すことにこだわっている。
だから、できるだけメモを取ろうと思うし、
誰かに教えてもらっているときは尚更取る。
教えてもらったことをもう一度聞くのは相当失礼なことだし、
自分が教えている立場だったら、次からは「もういいよ」って気になることが、
容易に想像できるからだ。

逆にその場でうまく理解できなかったとしても、
メモを取るという行為で自分の熱心さを伝えれば、
教える側のモチベーションも上がり、より詳細まで教えてもらえる。
メモを取るということは、勉強する上でも必須だと思っているけれど、
副次的にもあとあと自分に有利に働くことが想像出来るから、
そこにこだわって、メモを取り続けている。
これも会社で丁寧に教わったことだ。よい先輩を持ったなと本当に思う。

でも、彼にそのことは伝えなかった。伝える気もない。
多分、今大した関係せもない自分から、話の流れで伝えられても、
彼の心には響かないと思う。
きっと、会社で同じ事を一から習うだろう。
もしくは失敗した時に自分で気づくかもしれない。
それでいいのかな、と思った。

冒頭で「面白かった」と書いたのは、
こんなことを思う自分を見つけて、年食ったんだなと、
そして相当性根もネジ曲がって育ってしまったな、と改めて実感したからだ。
そんな自分が嫌いじゃない当たりも相当気持ち悪いが、
まあろくな死に方しないだろうし、それもいいのかなと思った。
そんな日常。

さて、明日は月曜日。気合い入れていこう。
とりあえずの明日の課題は、
「先週聞いた先生の誕生日をどうやって角が立たずもう一度聞くか」だ。

お後がよろしいようで。