一つの目標が終わり、また始まる

ホノルルマラソンが終わった。
なんとか完走はしたものの、結果として完走タイムは3時間52分前後。
明日、正確なタイムを確認しにいくが、ほぼ間違い無いだろう。
結果としては惨敗といえる、
サブスリーを目指した結果が、サブフォーすら危ういこのタイムなのだから。

完走した瞬間感じたのは、達成感というより敗北感。
「やってやった!」というより「これで終われる…」だった。

ただ間違い無く言えるのは、自分の戦略はそれほど的外れではなかった、ということ。
言い訳に聞こえてしまうと思うし、実際自分で言いながら言い訳だよなと思うのだが、
最初の目標はサブフォーだった。
ただ、何を思ったかサブフォーくらいできて当たり前、
人ができないことをやってのけてこそ、ヒトからはじめて「凄いね」といってもらえる、
そう思ったからこそ、無謀にもサブスリーを目指すことにした。

怠け者である自分には、それくらいハードルの高い目標を目指すことで
初めてその手前にあるハードルをクリアできるのだな、というのが今回の収穫としてわかった。

それと同時に、自分が意外にも「続けること」に対して
抵抗なく、意識的に取り組むことができることがわかった。
怠け者であるがゆえに、何度も挫折して遠ざかる瞬間があったが、
それでもそのたびに戻ってくることが出来たのは、こうやって誰かに見てもらっている、
という暗示を自分にかけ続けたからかもしれない。
そういった意味でも、このブログは効果的なアウトプットとして役に立っていると思う。

さて、これからどうしようか。
実のところ、もうすでにやろうと思っていることは決まっている。
だがこれを口にだすのは未だ抵抗感がある。
それでもあえて、こうやって形にすることでまた懲りずにトライできるのだと思うと、
やめる気にならないから不思議だ。

宣言します。
来年のホノルルマラソンに再度挑戦する。
そして再度サブスリーを目指す。

今のままの計画でいけば、来年の9月辺りにはオーストラリアに渡豪しているはずだが、
そこからホノルルまでわざわざマラソンだけのために向かう余裕が有るのか不明。
だが、目指さなければそこで歩みが止まってしまうのも事実。
調整はあとからでもできる。
とりあえず、今からどうやって歩き出すかを考えよう。

まさか自分がこんなにも諦めが悪いとは思わなかった。
格好がつかないからというのが一番大きな理由だろうけれど、
それでもこんなマゾいことに再度挑戦することになるとは…。
「正直もう休めば?」と我ながら思わないこともないけれど、
休むのはいつだって出来るよなぁ、とも思ってしまうのだからしょうがない。

人生を迷走しながら、たどり着いた先に何かがあることを期待して、
これからも懲りずに歩き続けようと思った。

それではまた明日。