ハワイ滞在、21日目(12月21日(金))

飛んできた。
唐突に何かと思うかもしれないが、スカイダイビングだ。
楽しかった。またやりたい…では話が続かないのではじめから。

朝4時起きで私用を済ませて、手が空いたのが6時過ぎ。
ハワイに来てかったGoPro3を使うにはこの時しかないとセットアップを始めるが、
そもそもどうやって撮影するかすらわからないところからのスタート。
ファームウェアの更新が必要なこと、そのためにJava7を入れる必要があるがChromeでは対応していないため、
わざわざSafariを起動して対応したり、気づいたらカメラのバッテリーがほとんど充電されてなかったりで、
集合時間の結局15分までてんやわんや。
そして集合場所まで10分くらいかかる。いつもどおりのスケジュール力の無さ。
結論として走った。
5分前についてホッとした。

…のもつかの間、まあ迎えが来ない。
5分が経ち、10分が経つ。
15分しても来なかったら帰ろうかなと思い始めた頃、側面にでかでかと会社の名前の入った、
年季の入ったといえば、表現がやわらぐが、まあボロくて汚いバンが登場。
出てきた運ちゃんが携帯電話で誰かと会話中。フランス語で…え、なんで。
(運ちゃんがフランス人だっただけでした)

その後、名前を確認され、バンに乗り込むように指示された。
会話の最後に「オクレテゴメンネ」と言われたのだが、その流暢さの裏には
毎日遅れてるからじゃないの、という疑念がつきまとった。
6:50に出発するからと言われていたのだが、結局待ち合わせ場所を出発したのは7時5分。
まあ、ハワイ時間ないかなとも思った。

別の人達を途中で回収して、空港のあるノースショアへ。
大体1時間ちょっとの距離だった。
ドライバーさんの奥さんが韓国人なんだけど、九州産まれで日本語ペラペラだ、とか
そのお母さん側のおじさんが、お金持ちだったのに以前の嫁さんに騙されて一切合切盗まれた、とか
ドライバーさんも三崎に来たことがあって、マグロ市場に驚いた、とかをその間話した。

で、空港に到着。

ほぼスカイダイビング専用だろうな、と思った。
バンを降りると、日本人は日本語の説明VTRが流れる部屋に案内され、みんなで見る。
ビデオが終了後、ダイビング中の写真撮影・ビデオ撮影のオプションを選ぶかどうかの確認がされる。
が、ほぼ全員が何も付けなくて良いと選択。
まあ、写真だけで120ドル追加となると脳内予算が一気に2倍近くになるので、
(街で無料配布のクーポン雑誌もしくは会社のホームページから直に予約すれば、177ドル(税込)
 あとで他の参加された方に尋ねたらJTB経由で220ドルだったとのこと。いい商売だなぁ)
躊躇するのはわかるのだが、日本はやっぱり不景気なのかなと思った。

で今度は個別に呼び出されるまでひたすら待つ。
名前が15分ほどで呼ばれたので、GoPro3片手に説明を聞きに行ったら、
速攻で「それは使えないから」と却下された。ですよね〜
会社は撮影オプションでお金をがっぽり稼ぐ算段だろうから、
参加者が自分で撮れるかどうか疑問だったのだが、やはり無理だった。

でさらに飛行機が来るまで待ち。
待っている間にもどんどん空から人が降ってくる。

見ているだけで自然とテンションが上がるのだが、そんなお客をよそに、
インストラクターの人たちはパラシュートを次のダイビングに備えて、すぐに詰め直す。

この手順でやらかしたら、そのまま死んじゃうんだよなぁと思いながら見ていると、
面白半分、もっとまじめにやってくれよ半分の気持ちになる。
プロだから問題はないに決まっているのだが。

で飛行機に乗り込む。
扉が閉まるとほぼ同時に飛行機は走りだし、あれよあれよという間に離陸。
このままこの角度で上昇していくのか、と思っていたら、本当にほぼそのままの角度を維持して
14000フィート(4000メートル)に到達。
扉が開き、吸い込まれるようにして前の人達が飛び出していく。
そして自分の番になり、目の前にただ真っ青な空間がぽっかり広がる。

飛び出した瞬間、足元になにもないことに恐怖を覚えた。

当たり前といえば、もちろん当たり前なのだが、飛び降りるとはこういうことか、と思った。
風圧に耐えながらも、目の前に広がる山とノースショアの海岸線はひたすらに綺麗だった。
1分ほどで落下は終わり、あとはパラシュート開放後のパラセーリング
右へ左へと自分で操縦させてもらい、否が応にもテンションは上がった。

でほどなくして着地。
本当にあっという間だったが、すぐにでももう一度飛び立ちたい、そう思う爽快感だった。
ハマる人の気持ちが痛いほどよくわかった。

でその後はチップを払い(20ドル)、
ひたすら帰りの車が出るのを待つ。
10時には地面についており、飛行場を出発したのが12時前だから、約2時間くらい待った。
お陰で日本の方たちと詳しくお話をする機会ができてよかったが。

そんな折の一コマ

で帰ってきての一枚

家に帰ってきてからは、夕食用に大きなボール一個分のコブサラダを作り、
いつもの英語ミーティングに5時半前に出発。7時過ぎに帰宅。
帰ってきたら、お母様がパスタの準備をされていたので、そのままご相伴にあずかり、
ペペロンチーノをサラダと一緒にいただく。美味。
そんな一日。

それではまた明日。