ハワイでの日常、1/5(土)

ゆっくりのっそりと起きた朝。
さすがにこのままじゃいけないなと思い、ブログを更新。
さてどうするかと思ったが、朝早く起きたこともあり、体調は万全。

スワップミート(いわゆる蚤の市)に行く事を決意。
…はしって。
片道15キロ近くの距離だったので、バスを使おうかなとも思ったが、
体重がやばいくらいに上り調子で肥えはじめていたので、
リハビリも兼ねて走って行く事にした。

道すがら気づいたのは、
なぜ自分は走ることが好きなのか、ということ。
よくなんでそんな単調なこと、疲れることを楽しめるのか、と聞かれるので、
いつも自分は「楽しくない」「もう日課になってるから続けられる」と答えていたのだが、
昨日走ってみてなぜ走るのかの理由が整理できた気がする。

ひとつは体調管理のため。
NEETは体が資本。病気や怪我などもってのほか(お金がかかるからね)。
そういった側面から、体を万全な状態で常にキープするためにも、
ランニングは適度な運動になり、またどんな場面でも応用が効く。なによりお金がかからない。

もうひとつが自分の行動範囲を広げるため。
これが新たに気づいたことなのだけれど、今までバスで何度も通った道でも、
自分の足で通るとほんとうに色々な発見がある。
「ここにこんなお店あったのか」「ここから上を見上げるとこう見えるのか」「いい匂いがするけどなんだろう」
自分がその場にいることで、通りすぎてしまっていた色々な感動につながる。
行動範囲が広がれば、自然とどの道がどうつながっているのか、
自分の住んでいる周りでどんな面白いことがあるのか、自然と頭の中で整理されていくし、
あとから「あそこ行っとけばよかったぁ…」という取りこぼしも減っていく。
旅とランニングというこの組み合わせは自分に非常に会っているのではないかと気づいた。
疲れるけれど、その分自分の体が健康になると思えばそれほど苦にならないし、
なによりお金がかからない、どの場所でも間違い無く使える、という点では万能の交通手段だ。

ハワイに刑務所があることも、ゴミ溜めみたいな場所があることも、
いわゆるアメリカンな広い住宅地があることも、広い空があることも昨日走るまでは知らなかった。

まあそんなこんなで走ること1時間半。
空港を越えて、アロハスタジアムに到着。
早速お目当てのスワップミートに参加してみた。

予想していた入場料的なお金は払わなくてよく、ラッキーとは思ったのだが、「これ、蚤の市…かなぁ」といった感じ。
どういうことかというと、全部のお店がいわゆるプロのお店で、一般の人の「ガレージから持って来ました」感が皆無。
お店の種類もTシャツ・アロハシャツ屋、ステッカー屋、ハワイアンな木の小物屋、カットフルーツ屋など、
決まったものが、ほぼ同じようなスタイル・商品配列で何店もあって、
想像していた「次は何が出るかな」的な楽しみ方は出来なかった。
アロハシャツが7枚で20ドル、ウクレレも80ドルくらいからで売っているので、
やすくお土産を買いに行く目的だったら良いかな、と思うけれどワクワク感はあまり期待しないほうが良いかも。
結局のところ、アロハスタジアムの周囲をグルーっと回って滞在時間20分。
喉が渇いたので帰りがけにFoodlandでドリンクを一本だけ買って、帰宅。
帰りは雨が結構ひどかったこと、足首の調子が良くなかったことが理由で空港からバス。

そんな一日でした。

それではまた明日。