オーストラリアのワーキングホリデーについて

今日一日ずっとネットでオーストラリアのワーホリについて調べていた。
ほぼ自分用のまとめだけれど、誰かのお役に立てたら幸い。
また、書いてあることにもし間違いがあったらぜひとも指摘していただけると助かります。

■前提条件
オーストラリアのワーホリはVISA申請→VISA獲得→渡航という手続きを踏むだけで良い。
ワーキングホリデービザの申請条件は、申請時に18歳以上30歳以下であること。
さらにVISA獲得から1年間の間に渡航すれば、渡航した日から1年間滞在することが可能。
つまり31歳の誕生日を迎える前に申請し、31歳になってから渡航し、ワーキングホリデーを活用するということも可能。
VISA申請はインターネットで行い、約2週間後にオーストラリア大使館からメールにて獲得のお知らせが来る。
申請費用は3万円弱($280)かかる。

さらにオーストラリアはワーキングホリデーを出来る国の中で唯一、2回目の申請が出来る国。
通常のワーキングホリデーは一度制度を利用したら、再度その国に同制度を利用して入国することは出来ない。
ただ、2回目の申請を出すにあたっては、1回目のワーキングホリデー中に、
オーストラリア政府が定めた所定のエリアで88日以上働いたことを2回目の申請時に証明しなくてはならず、
証明書を労働終了時に働いた場所で書いてもらわなくてはいけない。
2回目の申請(セカンドワーキングホリデー申請)時は、オーストラリア国外に必ずしも出る必要はなく、
オーストラリア国内で申請をした場合、1回目から連続してワーキングホリデーを行うことが出来る。

渡航準備
オーストラリアへ向かう場合、もっとも安上がりなのはジェットスター航空のようだ。
ゴールドコーストまで直行便があり、4万3千円(燃油サーチャージ込み・片道)程度。
荷物は15キロ以上の場合、プラス料金が発生するため荷物はコンパクトにするべき。

またジェットスターは定期的に期間限定キャンペーン価格で
3万円を切る価格で航空券を発売するため、会員になっておきキャンペーン時を逃さないようにする。

■労働・賃金について
オーストラリアでの最低賃金は時給15ドルと法律に定められており、
他のワーキングホリデー可能国との一番の違いはここだと感じた。
さらにウェイターなどならチップももらえるため、頑張り次第ではかなり稼げそうだと思った。
ただブログを幾つか散見すると、8ドルとか12ドルとかで働いたという情報が出てくるが、
調べてみるとアジア系のお店は法律を遵守していないケースが多々あるようだ。
地元企業・レストラン・ホテルなどでは15ドルのラインは守られていることが多い、と書いてあった。
英語は正規の給料を得る上で間違いなく重要であろう。

ワーキングホリデーの場合、ひとつの会社では半年以上働いてはいけないという規則があるが、
意外と融通がきくらしく、7ヶ月、9ヶ月と働けたというケースをネットで発見した、
また掛け持ちも問題がないらしく、中には3つ掛け持ちして稼げるだけ稼いだという人もいるようだ。

セカンドワーキングホリデーの資格を得るために地方都市で働く必要が出てくるが、
基本は大型農業での体力勝負の仕事になりそう。
農業のピークは夏のシーズンで、日本で言う秋ごろから働き口は増えるらしい。
誕生日前に渡航しようと思っていたので、渡航したタイミングがピークと重なるため、
最初の3〜4ヶ月でセカンドワーキングホリデーを申請するための条件をクリアした上で、
次の仕事を探すという流れが一番スマートに感じるので、多分そうすると思う。
農家では出来高払いと時給払いの2つがある。
どのようにファームでの職にありつけるかはもうちょっと詳しく調べないといけないなと思った。

オーストラリアは賃金は高い一方で税金も高く、所得税約30%が給料から差っ引かれ、
さらにワーキングホリデーであろうとも、所得に対して9%の年金を支払わねばならない。
そのためにはそれぞれTFN(Tax Fill Number)取得とSuperannuation Fund(年金基金)の手続きが必要。
TFNは所得税を納めるために必要、Superannuation Fundは年金を納める用。
所得税は年度末(6月末までに)に確定申告をすることで、
支払い過ぎていた税金が1000ドル単位で戻ってくる場合もあるというが本当かどうかは不明。
とりあえず100ドル程度で税理士に手続きをお願いするのがよさそうだ。
年金に関しては、一番最初に働く際、年金基金を選んでそこに、
給料から天引きされた分が振り込まれる形になるが、転職した際は必ず同じ所に振り込んでもらうようにお願いするのがよい。
日本に帰国した際、年金を解約することでその60%が手元に返ってくるが(40%は返ってこない…)
その際のエージェントを通した場合、口座の数によって手数料が100ドル単位で増えていくため、
年金口座(Superannuation Fund)はひとつに統一した方が良い。

■生活していくうえで
住居については、ホームステイとシェアハウスあたりが考えられるが、
ハワイで利用したびびなびのようなサイト、NICHIGO PRESSというサイトを利用することで、
それほど難しくなく、すむ先は確保できそう。
ただ日本人をターゲットにしたサイトであるため、シェアする場合は当然相手も日本人である可能性が多い。
ゴールドコーストであれば月額4万円程度で借りられる部屋がたくさんある。
シドニーは高いとの事だったが、パッと見の値段はそこまで劇的な差を感じなかった。
住居を決めるまでの流れは、日本でユースホステルを1週間ほど予約→現地で入居先候補を幾つか周る→決める→引越し
という形になりそう(自分の場合、セカンドワーキングホリデーのためのファーム労働条件によるが)

銀行口座はパスポート・国際免許で作れるっぽい。
念のため住民票のコピーがあったほうがよいと書いているサイトもあった。
ANZという銀行がメジャーなようだが月々管理費用として2〜5ドル程度とられるらしく、デビット利用の回数制限もあるとのこと。
NABという銀行なら上記の手数料も回数制限もないため、良さそう。ただATMの数が地方では少ないらしい。
その場合はキャッシュアウトといって、デビットカードをお店で支払い時に提示すればその場で現金引き下ろしができるそう。
ならATMいらないじゃんと思ったが、どうなんだろう。

道路・車は日本と同じ、左側通行、右ハンドル。
国内で国際免許は2500円程度で申請できるようだが、有効期間はたったの1年間。
最初は作って持っていくのが必須だろうが、二年目にそれだけのために帰国するのはありえない出費。(海外での延長手続きは不可能)
ゴールドコーストでは日本免許→オーストラリアの免許が、特別な審査なしで出来るらしい。
ただし、日本免許の翻訳文が必要(頼めば3000程度かかるらしいが、ボッタクリの匂いがプンプンするのでもう少し自分で頑張る)
それとは別途に2年の有効期間使える書き換え手続きには約40ドルかかり、手続きには住所証明書類が必要。

つまり流れ的には
1.まず住所を確定させる(どんな手続にも住所が必要)
2.日本大使館に在留届を出す
3.銀行口座開設
4.TFNの手続き
 (3と4は順不同?)
5.免許の書き換え

携帯電話・ネット環境が現状調べきれていない。
iPhone5SもしくはXperia Zあたりの発表に伴い、シムフリー版を購入して持って行こうかなと思っているが、
現状のiPhone4Sシムフリー化(ゲタをはかすことでどうにかなりそう)しても良いな。
個人的にオーストラリアでLTEを使ってみたいという、馬鹿野郎な発想を蹴っ飛ばせば
iPhone4Sのまま行くのが一番安定していると思う(枯れた端末だから情報も出尽くしているだろうし)

■日本にいる間にしときたいこと・するかどうかを考えること
・海外転居届をだす?
・歯医者と医者にて体の悪いところを確認してもらう
・日本にいる間にオーストラリア人と仲良くなる
・英語のレジュメを作成しておく
・スーツケース(小型のトロリー)の購入
レーシック手術をまじめに考える(走るのにメガネはやっぱり邪魔、あとサングラスにも)
・名刺を作っていく?(メールアドレス・フェイスブックアカウント共有用)
・日本語をどう教えたらいいのか勉強する
・日本の歴史をもう一度学び直す
・車の運転していく。出来るなら二輪の免許もとっておきたい
・海外から国内のサイトを見るための中継をつくる(どうやって?VPS?)
MacのDVDドライブは忘れずに(なんだかんだで使いそう)
・Portable HDD or SDD 3.0USBのガワと中身をアキバで購入
・新宿で定期的にワーホリの無料セミナーがあるようなので参加したい
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