ハワイ滞在、残り3日

走ってきた、といよりほぼ歩いてきた。
コンベンションセンターからカイルアまで。
合計24マイルだそうな…ほぼマラソンだが、かかった時間は6時間。





最初の2時間半はなんとか足が持ち、
ココマリーナを経由し、ハナウマベイ、そしてサンディビーチまではなんとかスピードを維持したまま到達。
が、その先でもう足が動かず歩くことを決意。
そこからがひたすら長く、単調な道のりだった。
一応目的地をカイルアにしたのは、以前の会社の社員旅行でカイルアのビーチに行ったので、
帰る間際にそれを眺めに行くのもいいかもな、と思ったから。
が、準備とタイミングが悪かった。

足はろくに動かず、肝心のビーチへの地図をiPhoneにコピーし忘れ、
ビーチを目の前にして雨がザーザー降りで気分も萎え、もういいかと引き返した。
無念、という程ではなかったけれど、
帰りのバスの中、6時間かけた距離が1時間もせず通り過ぎていく過程を眺めながら、
オレは何がしたかったんだと、至極当然の疑問を噛み殺していた。
うん、まあ楽しかったよ(震え声)

で家に帰り、しばしの休息の後、
アラモアナ・センターのバーンズ・アンド・ノーブルへ友達と会いに向かう。
集合した後、ダウンタウンへ夕食へ。
些細な事だったが、バスのトランジットチケットが使い回しできたのでバス代が浮いて嬉しかった。
で、ダウンタウンなのだが日曜日ということもあり、
レストランはあらかた閉店モード。
10分くらい散策した後、候補点はブラジル・ポルトガル料理のお店か、中華料理に。
当然選択は前者(だって火鍋は日本でも気軽に食べれるし…ね)

デイビッド(仮)があんまり浮かぬ顔だったからなにかと思ったが、
Blue Moon(英ビール)となんか日曜限定のステーキを注文。
デイビッドはギネスとなんかパエリアみたいなのを頼んでた。
どうでもいい話なんだが、ウェイトレスが黒人と白人の2人ほどいて、黒人女性はあきらかに仕事はじめたばっか。
白人女性の方はそちらの仕事をフォローしようと何かと声をかけてくれたのだが、
「ドリンクはオーダーした?」「さっき彼女(黒人女性)に…」「あら、ごめんね」
「料理は決まった」「さっき彼女(黒人女性)に…」「あら、またやっちゃった?ごめんね〜」
いやまあリアクションが可愛いから許す!とか思ってたけど、今度は黒人女性のほうが
「お会計はしましょうか?」「さっき彼女(白人女性)に…」「ええ、ごめんなさ!」と、
まあ、なんとなく微笑ましいような感じになった。

で料理はというと、
ハワイに来て一番うまかった。まあ外食事態数えるほどしかしてませんが。

写真が悪くて恐縮だが、適度にステーキには脂が乗っていて、
グレービーソースもバッチリの濃さ!付け合せのポテトにもよく合う上、ご飯の塩加減もナイスな感じでGOOD!
と一人で興奮していたら、デイビッドの料理も美味しかったらしく、
美味いじゃん、これ!と感激していた。

で食事も終わり、まったりと会話していたら、
突如デイビッドが真顔になり小声で、
「実は今日この店、来たくなかったんだよ?」
「え、なんで?」と当然の質問すると、
「いや、前来たとき料理がクソ不味くってさ…」
おい、なんで入る前にそれを言わなかったというと、
「いや、あんなに即決されたら言いづらくって、でもそのおかげで美味い飯食べれたから良かったね!」
うん、まあそうか…そうかもしれないなぁ。

というわけで帰国を前に楽しい食事ができて大満足、
が前半のハードワークが祟り、帰り次第ぐっすりな一日でした。

それではまた明日。